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第031篇:【裏技】NotebookLM×Claude・MCP連携させたら面倒な仕事が消えました

✏️ @Hoshino_Sokichi(ほしの) · Tue Jun 09
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意外な組み合わせによる最強の連携術。 NotebookLM×ClaudeをMCPさせる。この2つを連結させると、NotebookLMはノートブックの作成からソース収集、ポッドキャストやスライドの生成までやってくれて、最後にClaudeへの一言伝えるだけで仕事が完結します。

この記事を読み終わる頃には、面倒な作業の景色が変わっています。

※本記事の情報は2026年6月6日時点で、GitHub・Google公式ヘルプ・Anthropic公式ヘルプを確認して書いています。

第1章:NotebookLMとClaudeの「往復地獄」、まだ続けますか

僕は中小企業向けにAIコンサルをしていますが、最近の相談で本当によく聞く悩みがあります。

「NotebookLMで調べて、答えをClaudeにコピペして、文章に仕上げています」

正直、これはもったいないです。

NotebookLMは、アップロードした資料だけを根拠に、出典付きで答えてくれるAIです。

ハルシネーション対策としては、一番信頼できる設計だと思っています。

ただ、弱点もあります。

回答を提案書や記事の文章に仕上げる力は、Claudeに及びません。

一方のClaudeは、日本語の自然さが圧倒的に他のAIと違います。

でも、手元の資料だけを根拠に答えさせる仕組みは持っていません。

だから両方を使う人ほど、タブを往復してコピペ転記する時間が積み上がります。

仮に1日20分の往復なら、年間で約80時間です。

丸2週間分の労働時間が、コピペに消えている計算になります。

この往復を丸ごと消す方法が、MCPによる直結です。

第2章:MCPで何が起きるのか|ClaudeにNotebookLMの「操作権限」を渡します

MCPは、AIに外部ツールの操作権限を渡すための共通規格です。

Anthropicが提唱して、NotionやGitHubなど主要ツールが続々と対応している、AI連携の標準ルールになっています。

以前Notion×Claudeの記事でも書きましたが、イメージとしては「Claudeに鍵を渡す」感覚が近いです。

鍵を渡されたClaudeは、NotebookLMを自分で開けて、中を直接操作できるようになります。

具体的には、こんな指示が全部通ります。

「○○というノートブックを作って」

「このURLをソースに追加して」

「この資料の要点をNotebookLMに聞いて」

「ポッドキャストを生成して」

操作はすべて、Claudeのチャット画面からの一言で完結します。

ここで、大事な前提をひとつ共有します。

このNotebookLM用MCPは、Google公式ではありません。

開発者Jacob Ben-David氏が公開しているコミュニティ製のツールで、GitHubでスター4,700超を集めている人気リポジトリです。

2026年6月2日にも更新されている現役のプロジェクトで、Claudeから操作できるツールは35種類もあります。

ただし、非公式ゆえの注意点があるので、そこは第7章で正直に書きます。

第3章:導入は10分で終わります|拡張機能とターミナルの2ルートがあります

導入方法は2つあります。

①ワンクリック拡張(一番簡単です)

→ GitHubの配布ページから.mcpbという拡張ファイルをダウンロードして、ダブルクリックするだけです。

→ Claude Desktopに拡張機能として組み込まれます。

②ターミナル経由

→ uv tool install notebooklm-mcp-cliでインストールします。

→ nlm loginを実行すると、ブラウザが開いてGoogleアカウント認証ができます。

→ nlm setup add claude-desktopで、Claude側の接続設定まで自動で終わります。

ターミナルと聞くと身構える人が多いですが、やることはコマンドのコピペ3回です。

僕も「黒い画面はエンジニアの世界」と思い込んでいた側なので、気持ちはめちゃくちゃわかります。

でも実際にやってみたら、認証のブラウザログインを含めて10分かかりませんでした。

「え、もう終わり?」と拍子抜けしたのを覚えています。

ひとつだけ、運用ルールがあります。

認証用のCookieは、開発元のドキュメントによると2〜4週間ほどで切れます。

動かなくなったら、nlm loginをもう一度実行するだけで復活します。

僕はベンチャー企業で15年間働いていた時代、初期設定をサボってツールが現場で「使えない認定」される光景を何度も見てきました。

道具のせいではなく、最初の10分を惜しんだ側の問題でした。

ここだけは、丁寧にやってください。

第4章:裏技①|「ノートブック作って、ソースも集めて」が一言で終わります

一番感動するのが、ここです。

今までのNotebookLMは、ノートブックを作って、ソースを1つずつ探して、URLを貼って、という手作業が前提でした。

MCP経由なら、Claudeにこう頼むだけです。

「中小企業のAI導入事例というノートブックを作って、信頼できるソースを探して10件追加して」

ClaudeがWeb調査を行い、見つけたソースをNotebookLMへ流し込むところまで自動で進みます。

Deep Research(深掘り調査)と連動させて、調査結果の上位ソースをまとめてインポートする使い方もできます。

商談前のリサーチで考えてみてください。

相手企業の記事、決算情報、業界レポートを集めたノートブックが、移動中の指示ひとつで出来上がります。

採用面接の前なら、候補者の発信や登壇情報を集めたノートブックも同じ要領で作れます。

企画の仕事なら、競合3社の公開情報を1冊にまとめるところまでが一言です。

僕の運営しているサロンでこの流れを見せたとき、一番リアクションが大きかったのもこの機能でした。

「ソース集めが一番面倒だったのに」という声が、その場で続きました。

リサーチの入口が変わると、そのあとの仕事全部の速度が変わります。

第5章:裏技②|ポッドキャストもスライドも「チャット一言」で量産できます

NotebookLMのStudio機能には、音声概要(ポッドキャスト)、動画概要、スライド、マインドマップ、インフォグラフィック、クイズなどの生成ボタンがあります。

MCP直結なら、このボタンを押す作業すらClaude経由になります。

ここで、コピペで使えるプロンプト例の紹介です。

研修や教育の仕事で考えると、これはかなり強烈です。

資料を渡すだけで、「聴く教材」と「確認テスト」が同時に出来上がります。

通勤や家事の合間に耳から学べる教材を、毎回の画面操作なしで量産できるわけです。

ただ、白状すると、僕は最初の日に失敗しています。

生成の完了を待たずに次の指示を連打して、エラーを連発しました。

音声や動画の生成には数分かかります。

プロンプトの最後に「完了したら報告して」の一文を必ず入れてください。

ここまでで「作る系」は押さえました。

次は、実務で一番効く「書く系」の合体技です。

第6章:裏技③|NotebookLMの「根拠」とClaudeの「文章力」を合体させます

地味に見えて、毎日の仕事で一番効くのがこの使い方です。

流れはこうです。

①ClaudeがNotebookLMに質問を投げる

→ アップロード済みの資料だけを根拠にした、出典付きの回答が返ってきます。

②Claudeがその回答を踏まえて文章を書く

→ 根拠はNotebookLM、文章はClaudeという分業が成立します。

僕はAIを使う上で、ハルシネーションの排除を一番重視してきました。

1万回以上AIと壁打ちしてきた中で、AIの一番怖い瞬間は「それっぽい嘘を堂々と書くとき」だと骨身に染みています。

この合体技なら、主張の根拠が常に手元の資料に紐づきます。

しかも、Claudeから投げた質問はNotebookLMのWeb画面のチャット履歴にも残ります。

後から「この結論、どの資料が根拠だっけ」と確認できるのは、報告書を書く仕事では本当に安心材料です。

社内レポートでも、企画書でも、クライアント向けの提案書でも使えます。

「根拠を聞かれたら出典を見せられる文書」が、タブ往復ゼロで作れる時代になりました。

第7章:会社で使う前に読んでください|非公式ゆえの線引きと料金の話です

ここまで読んでテンションが上がった人ほど、この章は飛ばさないでください。

注意点を正直に書きます。

①Google公式ではありません

→ NotebookLMの内部APIを使う仕組みなので、Googleの仕様変更で予告なく動かなくなる可能性があります。

②認証情報の管理が必要です

→ GoogleアカウントのCookieを端末に保持する仕組みです。共用PCでの利用は避けてください。

③機密資料との接続は慎重に判断してください

→ 社外秘を入れたノートブックへ非公式ツールをつなぐかどうかは、情シス確認を挟むのが大人の判断です。

④利用上限があります

→ NotebookLM無料版は、ノートブック100個、1冊あたりソース50個、チャット1日50回、音声概要の生成1日3回までです(Google公式ヘルプで確認済みです)。

ヘビーに使うなら、Google AI Pro経由のPro版(月額2,900円)で、ソース300個、チャット1日500回まで広がります。

Claude側は、今回紹介したローカルMCPという仕組みの都合で、Claude Desktopアプリが前提になります(この接続方法はブラウザ版では使えません)。

このあたりを知らずに放置すると、毎日のコピペ往復だけがずっと残り続けます。

第1章の試算なら年間約80時間、つまり夏休みがもう1回取れる時間です。

とはいえ、全員が今すぐやる必要はありません。

非公式ツールに抵抗がある人は、無理に導入しなくて大丈夫です。

まずは公開情報だけのノートブックで小さく試すのが、現実的なスタートです。

今日からできる3ステップです

①Claude Desktopを最新版にしてください

→ claude.com/downloadから入れ直すのが確実です。

②MCPを導入して、nlm loginまで終わらせてください

→ 第3章の手順どおりで、全体で10分ほどです。

③テスト用ノートブックを1つ、Claudeに作らせてください

→ 「テスト用ノートブックを作って、好きなニュース記事を1本追加して」で十分です。

「明日やろう」は、僕の経験上ほぼ全員が忘れます。

最初の1回だけ、今日中に動かしてみてください。

タブの往復が消えた瞬間、もう前のやり方には戻れません。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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